最近、老眼が進んでいる しろうさです
クロスステッチの全面刺しでは、25ctの布で刺す方が多いのです。
が、私には ちょっとキツイ。
何がキツイの？
カウントが小さくて、刺す穴が見えないのよー。
それは困るね。
他に刺しやすい布はないの？
もちろんありますとも！
よく見かけるカウントとしては、14ctくらいから32ctくらいまでをよく見かけます。
カウントって何？
クロスステッチの布のカウントとは、1インチ（＝２．５４㎝）の中にマス目がいくつあるかを指しています。
１４ctなら２．５４㎝の中に１４個のマス目があるということだね。
カウント数が大きくなるほど目が小さくなります。
目に優しいカウントで布を決めてしまうと
サイズが大きくなって財布には優しくないのよね。
え？ サイズって布のサイズのこと？。
そうなのです！
カウントを大きくすると出来上がりサイズも大きくなるんです。
布のサイズ計算方法は？
例えば、ステッチカウントが５００W×４００Hの作品だった場合は
２５ctの布なら ５００×2.54（㎝）÷２５（ct）＝50.8㎝ となります。
ですので、500W×400Hの作品の場合、50.8㎝×40.64㎝ が出来上がりのサイズになります。
当然、余白が必要なので、ここに15～20㎝はプラスして用意します。
そうするとこの場合、25ctだと70㎝×60㎝の布が必要です。
じゃあ、18カウントなら・・・？
90×76㎝は用意しないとだめね。
大作だなぁ。
そっか、布も大きく用意すると
その分 価格に響いてくるんだね。
それだけではないのよ。
糸もたくさん使うことになるの。
え？どうして糸が関係してくるの？
布によって、刺繍糸の本数も変えよう
多くの場合、全面刺しでは25ctに1〜2本取りで との指示があります。
カウントによって最適と思われる本数があります。
左から11ct、14ct、16ct、18ct、20ctです。
9～11ct 6本取り
14～16ct 4～2本取り
18～20ct 1～2本取り
25ct～ 1本取り
あたりがおすすめでしょうか。
多くは図案に推奨される本数や布のカウントが記載されています。
が、好みで布のカウントや糸の本数を変えることも出来ます。
25ctで2本取りの方も見かけますし、20ctで1本取りの方もいます。
織り方で選ぶ？好みは？
刺繍布には平織りかブロック織りがあります。
平織りとは、縦横の織り糸が１本ずつが互いに交差する織り方の布のことです。
ブロック織りとは、複数本の経糸・緯糸がブロック状に織られています。
こちらがブロック織りです。
平織りになります。
初心者さんにはブロック織りの方が刺しやすいです。
好みでは、リネンか綿か によっても違いが出てくると思います。
キットで試してみるのも
初めてさんは、キットから始めるのもおすすめです。
比較的、大きなカウントで刺しやすいですし、完成させやすいと思います。
私は、キットから始めてハマりました！
キットでは9ct位だったので、完成後14ctで同じものを刺しました。
糸は大きい方がオリンパスの6本取り（キット使用）、小さい方がDMCで2本取りです。
14ctで2本取りだと、かなり刺しやすいけれど
XXXの隙間が気になるかも。3本取りにしてみれば良かったかもしれません。
今後、18ctとか25ctでも試してみたいなぁ。
布の入手は？
私が暮らす街では、欲しかったものが売っていなかったのでネットで購入しました。
こちらで購入しました。
こちらではカット布が70㎝×60㎝の大きさで販売されているものもあって、しかもお手頃価格！
これに合う図案を探して、いろいろな布でチャレンジしてみたいです。
密かな私の野望です（笑）
ここで私はツバイガルトルガナ（25ct）、ツバイガルトベラナ（20ct）、ツバイガルトアイーダ（20ct）を購入しています。
アイーダは、SALに使用しています。
ルガナは、お休み中の全面刺しに。
ベラナは、ゴッホの星月夜の全面刺しに使用中。
私には今のところアイーダとの相性が一番良いです。
まとめ
布ってたくさん種類があって 迷いますよね。
好みの問題に関しては、色々と試してみるのが一番！ ですよね。
けれども、カウントを計算することで、大きさの失敗はなくなります。
失敗がなければ買い直す必要もないので、布が準備できればすぐに作品に取り掛かれます。
当然ながら、お財布にも優しいし、ココロのダメージも少ないですよ～（経験者です・・・）
初心者さんが迷ったときは、アイーダをお勧めします。
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